島の映画やさん企画・洲本オリオンにて上映の次の映画上映会が決定しました。
『シュガー・ラッシュ:オンライン(吹替)』上映会
■2019年4/27(土)・28(日)
1日3回上映 10:00-/13:00-/15:30-
■当日料金:
一般1800円
高校生以下1000円
60歳以上・障害者手帳ご持参1100円
事前に予約いただければお得な料金でご鑑賞いただけます。
前日までに予約代表者のフルネーム・各チケットの人数・日にち・時間を下記のLINE@アカウントまでメッセージいただくか、メールアドレスまでメールをお送りください。
LINE@アカウント:img src=”http://qr-official.line.me/L/SjGZ937cQQ.png
メールアドレス:shimanoeigayasan@awajicinema.
■予約料金:
一般1200円
高校生以下900円
60歳以上・障害者手帳ご持参1000円
■ご注意(必ずお読みください)
※自由席・入替制・20分前開場
※飲食物の持ち込みはご遠慮ください。
※専用駐車場がございませんので周辺の駐車場をご利用ください。
4/27(土)はまち歩きイベント「レトロなまち歩き」と同時開催
上映会が開催される2日間のうち4/27(土)の1日だけ、洲本オリオン付近の昭和風情を残した通り「レトロこみち」で開催されるまち歩きイベント「レトロなまち歩き」と同時開催となります。
イベントの内容に関しては、過去開催時の様子を私が本業の方でレポートしたブログがありますのでご参照ください。
洲本城下町のレトロなマルシェ?!「レトロなまち歩き2017春」がやって来た!
その日は洲本オリオン周辺に交通規制がかかります。ご注意ください。
強烈な「猛毒」を内包するヤバい映画!
©2018 Disney. All Rights Reserved.
さて、実はこの「シュガー・ラッシュ:オンライン」、見た目のポップさに反してめちゃくちゃエグイ映画なんです。正直私が2018年に観た映画の中では最も「苦手な」映画でした…
嫌いとかじゃないんですよ。すごい映画なんです、ただちょっと刺さりすぎてダメージ食らっちゃったんですね…。
具体的にこの映画が持つ毒についてお話しできたらと思います。
インターネットの描写がエグイ!
この映画はインターネットの題材を題材としているんですが、お子様向けにふわっと善意に満ちたインターネット世界ではなくて、
広告ポップアップのうっとおしさや大手企業が市場を独占する様、動画投稿主として自己顕示欲が暴走していく様や、目先のキャッチーな話題がバズった果ての「炎上」、違法な情報や商品が取引されていると思しきダークウェブなど、インターネットの中にあるダークな側面や悪意をがっちり描いちゃうんですよ。
映画館で観てて「これホントに子ども向けなんだろうか…世の中のダークさの中でもタイムリーにえげつない部分だと思うんですけど…」と思わされた部分です。
孤独な男の「こじらせ」を見せられる!
この部分がこの映画で一番エグイ部分です。
ズバリこの映画は主人公ラルフの「こじらせ」がテーマの1つです。
ラルフは元々前作「シュガー・ラッシュ」においてはアーケードゲーム「Fix-It Felix Jr.(修理屋フェリックス)」の悪役として長年孤独を強いられ、精神的に追い詰められていたキャラクターでした。
前作は、最終的にラルフはヴァネロペという友達と自分の役割への尊厳を手に入れる話でしたが、本作は「その先」を描いています。
ラルフが内面にどうしようもなく抱えている孤独や屈折が、インターネットという媒介を得て「暴走」して行きます。
観てて「そういうのってなんか自分に心当たりがある!辛い!」ってなりましたね…泣いちゃうよ私!
間違いなく観る価値のある映画
ただ決して映画として良くないわけではないです。現在進行形の世界を見事にすくい取った、間違いなく観る価値のある映画です。
何より面白いしね!
ただ同時に猛毒を内包したえげつない映画でもあると思います。刺さる人にはダメージが行くくらい刺さっちゃうかも…
お近くの方はぜひ洲本オリオンでご覧くださいね。
しかしそろそろ遠方からお越しいただけるような映画もやりたいなぁ。