2016年12月31日ガルパン年越し一挙上映、終了いたしました。
お越しいただいた皆様本当にありがとうございました!
貴重すぎる展示品と贈り物の数々。なんと塚口サンサン劇場様からまで!
最後に私本人。会長と記念撮影。
引き続き2017年1月8日まで劇場版の通常上映を続けております。そして1月9日は最後のガルパン一挙上映となります!
ご予約は別個にお願いいたします。
TVシリーズ12話予約:
これが本当のアンツィオ戦です!予約:
劇場版予約:
私の知る限り現時点での関西でのガルパンの上映は最後となります。
責任重大…
洲本オリオンにとっても、重要な上映イベントになります。
これを迎えるにあたり、あらためて「ガルパン」とはなんだったのかふと考えてみました。
たぶん「すべてのみんなの物語」
皆さんこちらの本を読んだことありますでしょうか?
ガルパンの秘密 ~美少女戦車アニメのファンはなぜ大洗に集うのか~
TVシリーズ放映後に関係者のインタビューを集めて、ガルパンがヒットに至るまでの経緯を探っていくような骨太な内容になっています。
あまり事情を知らずにガールズ&パンツァーという作品のヒットの部分に着目し、成功への方法論を期待して読むような人がいたら面食らうかと思います。
実際にはアニメビジネスの戦略的な方法論ではなく、成功への勝算の確かではない戦いに如何に関係者個々が与えられた役割内で努力を尽くして、当初期待されていなかった(おそらくご本人たちにとっても想定以上の)成功を導いていったかが書かれているからです。
私はこの本をこういう風に読みました。
「これって…ガルパンという物語そのものなんじゃないの?」と。
勝算のない戦い、困難な状況に対し個々人がベストを尽くして奇跡を勝ち取っていく―まさに大洗女子学園の姿そのものではないでしょうか。
フィクションと現実の垣根を越えて、制作スタッフの皆さんの物語、販売に携わった皆さんの物語、大洗の皆さんの物語、そして参加したお客さん、すべてを含めて「ガールズ&パンツァー」という大きな物語なんです。関わった人たち皆が大洗女子学園なんですよ、きっと。
だからこそ応援したくなるし、お客さんの皆さんも少しでもその素敵な物語に参加したいと、何度も劇場へ行き、応援上映に参加し、大洗に行き、淡路島までお越しいただき、そして私自身は映画を上映した…
単に作品を鑑賞する以上に物語に参加するという雰囲気が「ガルパン」が持ってる稀有な熱量の理由ではないかと私は感じています。
私が「ガルパン」だ!そしてあなたも…「ガルパン」なんだ!
(…話についてきてくださいね)
「洲本オリオン」の物語はここまで。でも…

後先考えず突っ走ってきました。
洲本オリオンでのガルパンの上映はひとまずこれまでとなります。
ガルパンに限らずしばらくはガルパンにお越しいただいた皆さんに喜んでいただけるような作品はしばらく上映できないかもしれません。
「いや、まだアレとかアレとか上映してないじゃん」と思われるかもしれませんが、大抵の作品は検討したうえ何らかの事情で上映を見送っております。
そして今後ガルパンよりヒットしたアニメ作品が生まれたとしても、ガルパンのような独特の熱量を持った(淡路島までわざわざお越しいただけるような)作品かどうかは非常にまれなことだと思います。
それだけ淡路島で映画を上映するということは難しいことであり、同時にガルパンが本当にたぐいまれな稀代の作品だったなと感慨深く感じる次第です。
戦車は走るよどこまでも

お茶でもしながら一休み。
一旦関西のガルパン上映は幕を引きますが、今年末には最終章も控えております(年末だったらいいのですが…)。きっとまた関西で上映する映画館が現れるかと思いますし、洲本オリオンとしてもチャンスがあればまたやってみたいと考えております。
ただ今はひとまずをさよならを。1/9の一挙上映の千秋楽まで、最後の最後までガルパンを洲本オリオンとして盛り上げていく所存です。
「ガールズ&パンツァー」という大きな物語の一部を映画を上映する立場として関われたこと、心から嬉しく、誇りに思います。
淡路島・洲本オリオン「淡路島流戦車道」最後の大舞台です!
心よりお待ち申し上げております。
よろしくお願いいた島~す!